平成29年度 京大熱力学講義 構成 [更新 17/06/28] 講義題目 熱力学 講演者 佐々 真一 日時: 4月12日(水) 4限14:45 〜 原則、毎週、水曜日14:45 〜 場所: 4共31 16 章 フィードバック (17/08/02) 15章 試験 (17/07/26) 14章 風船の熱力学 (17/07/19) 13章 プレ試験 (17/07/12) 12章 気液相転移 (17/07/05) 11章 ゴムの熱力学 (17/06/28) 11.1 設定と問題:フックの法則と熱容量 11.2 自由エネルギー 11.3 ばね定数の温度依存性の決定 11.4 エントロピーの決定と断熱曲線 11.5 内部エネルギーの決定 11.6 エントロピー弾性とエネルギー弾性 10章 完全な熱力学関数 (17/06/21) 10.1 完全な熱力学関数とは? 10.2 U(S,V) の完全性 10.3 S(U,V) 10.4 完全な熱力学関数:自由エネルギー 10.5 エネルギー方程式 9章 基本関係式 (17/06/14) 9.1 熱力学第2法則の不等式部分 9.2 エントロピーと内部エネルギーの関係 9.3 エントロピーと圧力 9.4 熱力学の基本関係式 8章 エントロピー(17/06/07) 8.1 補償と相加性 8.2 示量変数 8.3 エントロピーとは 8.4 エントロピーの熱による表現 7章 不可逆過程(17/05/31) 7.1 補足:温度概念について 7.2 可逆過程と不可逆過程の定義 7.3 可逆過程の例と不可逆過程の例 7.4 複合系の可逆過程と不可逆過程 7.5 例題 僕への宿題:「実現できない過程」の 実現不可能性は必ず「第2種永久機関が存在しないこと」 に帰着可能であることは示せるのか? 6章 カルノーの定理(17/05/24) 6.1 2温度熱機関 6.2 カルノーの定理 6.3 証明 6.4 カルノーの定理の凄い帰結! 6.5 例:理想気体のカルノー効率 5章 第2種永久機関をめぐって(17/05/17) 5.1 第2種永久機関とは 5.2 「第2種永久機関が存在しない」という原理について 5.3 例:第2種永久機関! 5.4 ケルビンの原理、最小仕事の原理 5.5 例:理想気体の等温準静的仕事 僕への宿題:第2種永久機関が存在することを 前提にすれば何が帰結されるのか? 4章 断熱圧縮実験 (17/05/10) 4.1 断熱過程の物理 - 「速い」とは 4.2 断熱準静的過程 4.3 断熱曲線 4.4 例:理想気体の断熱曲線の導出 4.5 準静的過程の操作的定義 3章 内部エネルギー(17/04/25) 3.1 前回の復習 3.2 熱と仕事の等価性 3.3 「内部エネルギー」の定義 3.4 内部エネルギーの温度依存性の決定 3.5 内部エネルギーの体積依存性をめぐって 雑談:バナッハタルスキーの定理 2章 基礎概念 (17/04/19) 2.1 断熱環境 2.2 平衡状態 2.3 状態方程式 2.4 熱容量 2.5 熱浴と等温環境 2.6 熱力学における仕事 2.7 熱 1章 はじめに (17/04/12) 1.1 熱学と力学の統一理論 1.2 自然に対する操作限界 1.3 操作的定義について 1.4 マクロな物質とは 1.5 例題 昨年度の講義構成と過去問リスト