平成28年度 京大熱力学講義 構成 [更新 16/07/13]

講義題目     熱力学

講演者       佐々 真一 
     
日時:         4月13日(水) 2限10:30  〜 原則、毎週、水曜日10:30 〜 
場所:        4共11

16章 フィードバック (16/08/03)

15章 本試験 (16/07/27)

14章 プレ試験 (16/07/20)

  2014年度の問題 
  東大時代の過去問 

13章 風船の熱力学 (16/07/13)

13.1 自然におこる変化の向きー例 -
13.2 自由エネルギー最小原理
13.3 風船の自由エネルギー
13.4 二つの風船+気体の自由エネルギー
13.5 対称性の破れ
13.6 試験問題について

12章 ゴムの熱力学 (16/07/06)

12.1 設定と問題:フックの法則と熱容量
12.2 自由エネルギー
12.3 ばね定数の温度依存性の決定
12.4 温度変化
12.5 内部エネルギーとエントロピー
12.6 エントロピー弾性とエネルギー弾性

11章 完全な熱力学関数 (16/06/29)

11.1 完全な熱力学関数とは?
11.2 U(S,V) の完全性
11.3 S(U,V)
11.4 完全な熱力学関数:自由エネルギー
11.5 エネルギー方程式
11.6 クラペイロンの式

10章 基本関係式 (16/06/22)

10.1 熱力学第2法則の不等式部分
10.2 エントロピーと内部エネルギーの関係
10.3 エントロピーと圧力
10.4 熱力学の基本関係式

9章 エントロピー(16/06/15)

9.1 補償と相加性
9.2 示量変数
9.3 エントロピーとは
9.4 エントロピーの熱による表現

8章 不可逆過程(16/06/08)

8.1 補足:温度概念について
8.2 可逆過程と不可逆過程の定義
8.3 可逆過程の例と不可逆過程の例
8.4 複合系の可逆過程と不可逆過程
8.5 例題

7章 カルノー定理(16/06/01)

7.1 (2温度)熱機関
7.2 カルノーの定理
7.3 カルノーの定理の証明
7.4 熱の比の普遍性

6章 第2種永久機関をめぐって(16/05/25)

6.1 準静的過程の操作的定義
6.2 「第2種永久機関が存在しない」という原理
6.3 ケルビンの原理、最小仕事の原理
6.4 例:理想気体の等温準静的仕事

5章 断熱圧縮実験(16/05/18)

5.1 断熱過程の物理 - 「速い」とは
5.2 断熱準静的過程
5.3 断熱曲線
3.4 例:理想気体の断熱曲線の導出

4章 内部エネルギー(16/05/11)

4.1 前回の復習
4.2 「内部エネルギー」の定義可能性
4.3 内部エネルギーの温度依存性の決定
4.4 内部エネルギーの体積依存性をめぐって
4.5 理想気体の内部エネルギー

3章 仕事と熱 (16/04/27)

3.1 力学における仕事
3.2 熱力学における仕事
3.3 熱
3.4 熱と仕事の等価性

2章 基礎概念 (16/04/20)

2.1 マクロな物質(ビスケットの原理)
2.2 平衡状態
2.3 環境: 断熱環境と等温環境 
2.4 状態方程式
2.5 熱容量
2.6 例題

1章 はじめに (16/04/13)

1.1 熱学と力学の統一理論
1.2 自然に対する操作限界
1.3 現象論、そして、その理解の仕方
1.4 例題

  昨年度の講義構成と過去問リスト