平成30年度 京大理学部講義 構成 [更新 19/1/7]

講義題目     統計力学A

講演者       佐々 真一 
     
日時:         10月2日(火) 2限10:30  〜 原則、毎週、火曜日10:30 〜 
場所:        6号館 401


14章 まとめ (19/1/8)

14.1 統計力学Aを振り返って
14.2 統計力学の発展:現在、過去、未来


13章 磁性体の統計力学II (18/12/25)

13.1 前回の復習
13.2 極限の順序
13.3 臨界現象の普遍性あれこれ(お話し)
13.4 磁性体の熱力学

12章 磁性体の統計力学I (18/12/18)

12.1 磁性体
12.2 キュリー則と異常性
12.3 スピン自由度についての有効模型
12.4 キュリー則の導出
12.5 対称性によって異常性がでない議論

11章  落ち葉拾い(18/12/11)

11.1  N! をめぐる論点
11.2  「区別する」とは何か
11.3 統計力学における有効模型の考え方

10章 例:ゴム II (18/12/04)

10.1 ゴムのミクロな模型
10.2 変位の計算
10.3  熱力学との関係
10.4  エネルギー:"内部エネルギー" or "エンタルピー"
10.5  ゴムをひっぱって熱くなることの統計力学的描像

9章 例:ゴム (18/11/27)

9.1 ばねの熱力学
9.2 レポート(ばね定数の計算)
9.3  エントロピー力(力の創発)
9.4  統計力学での設定
9.5  公式とゴール

8章 例:2原子分子理想気体 (18/11/20)

8.1 模型:「硬い」ばねとは? 
8.2 統計力学公式を使った熱容量の計算
8.3  実験との比較
8.4  剛体棒模型:「硬い」をめぐる再考
8.5  歴史など
8.6  レポート:閉じ込めポテンシャル中の自由粒子

7章 カノニカル分布 (18/11/13)

7.1 運動エネルギーの計算 
7.2 等分配則
7.3 規格化因子の計算
7.4 自由エネルギーと熱力学関係式

6章 温度をめぐって (18/11/06)

6.1 これまでの復習:圧力の公式
6.2 温度の考え方
6.3 温度の公式
6.4 熱力学基本関係式
6.5 カノニカル分布

5章 補足:鞍点法など漸近解析 (18/10/30)

5.1 N!の系統的な漸近的評価
5.2 コイン投げ問題の漸近分布の別解法

4章 統計力学の基礎 (18/10/23)

4.1 前回の補足(デルタ関数;エネルギー殻;極限)
4.2 等重率の原理の確認
4.3 等重率の原理をめぐる「もっともらしい」議論
4.4 等重率の原理の位置づけなど

  等重率の原理とエルゴード性

3章 例題の計算 (18/10/16)

3.1 例:気体ばね
3.2 状態の数え方
3.3 熱力学極限
3.4 理想気体での計算
3.5 等重率の原理に頭だし

2章 大自由度になれる (18/10/09)

2.1 例:大量のコインをなげる
2.2 大数の法則、確率の漸近分布
2.3 例:気体ばね
21.4 力学からの記述


1章 統計力学とは (18/10/02)

1.1 統計力学の夢を語る
1.2 基本となる考え方を説明する
1.3 半年間の目標を説明する
1.4 レポート

  2017年度の試験問題 
  2016年度の試験問題 
  2015年度の試験問題 
  2014年度の試験問題 

  2017年の講義構成