平成28年度 京大理学部講義 構成 [更新 17/01/24]

講義題目     統計力学A

講演者       佐々 真一 
     
日時:         10月4日(火) 2限10:30  〜 原則、毎週、火曜日10:30 〜 
場所:        6号館 401

14章 エピローグ (17/01/24)

14.1 異常な物性
14.2 熱力学極限
14.3 統計力学その後

13章 磁性体 (17/01/17)

13.1 現象:キュリー則、異常性
13.2 簡単な模型と位置づけ
13.3 自由スピン系でキュリー則
13.4 磁性体の熱力学

12章 落ち葉ひろい (16/12/27)

12.1 階層性のパラドックス
12.2 粒子の区別不能性

11章 ゴムの統計力学II (16/12/20)

11.1 熱容量の計算
11.2 弾性体の熱力学

10章 ゴムの統計力学I (16/12/13)

10.1 設定
10.2 統計力学の公式
10.4 ばね定数の計算

9章 熱力学 (16/12/06)

9.1 熱力学的理想化という考え方
9.2 ゴムを理想化する
9.3 熱力学の問題を解く極意
9.4 解く

8章 熱力学関係式 (16/11/29)

8.1 圧力とエネルギーの公式
8.2 熱力学関係式
8.3 例:自由粒子

7章 カノニカル分布 (16/11/15)

7.1 設定:熱浴と接したマクロな系
7.2 カノニカル分布の導出
7.3 鞍点法
7.4 分配関数
7.5 自由エネルギー


6章 ボルツマンの公式 (16/11/08)

6.1 ミクロな記述による圧力
6.2 復習:等重率の原理、相空間の体積
6.3 圧力の公式
6.4 エントロピーの定義
6.5 熱力学の基本関係式

5章 等重率の原理 (16/11/01)

5.1 ミクロな力学の記述
5.3 例:不規則な軌道 
5.3 エネルギー一定
5.4 等重率の原理
5.5 ミクロカノニカル分布

4章 温度 (16/10/25)

4.1 前回の復習
4.2 補足: N 依存性
4.3 公式
4.4 温度の統計力学公式
4.5 前提条件の整理

3章 例:エネルギー配分 (16/10/18)

3.1 設定
3.2 "状態数" 
3.3 確率の漸近則の予想
3.3 自由粒子系の相空間体積
3.4 公式 (到達せず)

2章 大自由系の特徴 (16/10/11)

2.1 自然科学の原理と数学の方法の関係について
2.2 スターリングの公式
2.3 o(N) という記号と使い方
2.4 確定値からずれる確率の計算
2.5 大偏差性質 (マジックその2)

1章 統計力学とは (16/10/04)

1.1 ミクロな法則とマクロな法則
1.2 例:多数のコイン投げ
1.3 確定値をとる、ということ
1.3 大数の法則 (マジックその1)


  2015年の講義構成