平成27年度 京大理学部講義 構成 [更新 16/1/20]

講義題目     統計力学A

講演者       佐々 真一 
     
日時:         10月6日(火) 2限10:30  〜 原則、毎週、火曜日10:30 〜 
場所:        6号館 401

13章 まとめ (15/1/19)

12章 磁性体の統計力学 (15/1/12)

11章 グランドカノ二カルアンサンブル (15/1/05)

10章 ゴムの統計力学II (15/12/22)

9章 ゴムの統計力学I (15/12/15)

9.1 二つの設定 (変位固定;力固定)
9.2 力固定での熱力学量の公式
9.3 分配関数の計算
9.4 ばね定数
9.5 エネルギーについて

8章 ゴムの熱力学 (15/12/08)

8.1 「素早い操作」とは何か
8.2 断熱環境での仕事、内部エネルギー変化
8.3 等温環境での仕事、自由エネルギー変化
8.4 断熱曲線とエントロピー
8.5 エネルギー弾性とエントロピー弾性
8.6 弾性エネルギーとして内部に蓄えられない復元力

7章 熱浴と接する系 (15/12/01)

7.1 さまざまな環境
7.2 カノニカル分布の導出
7.3 分配関数(規格化因子)と物理量
7.4 自由エネルギーの定義と熱力学関係式

6章 圧力、そして、エントロピーへ (15/11/27)

6.1 圧力のミクロからの定義
6.2 等重率の原理にもとづく圧力の公式
6.3 エントロピーと熱力学関係式
6.4 断熱定理

5章 温度 (15/11/17)

5.1 復習:K_* の決め方
5.2 温度とは何か
5.3 熱接触でのエネルギー配分から温度を定義
5.4 K_*と温度の関係

4章 大自由度系の漸近法則の使い方 (15/11/10)

4.1 復習:K_* の決定問題と例題の確認
4.2 運動エネルギーの確率分布
4.3 確定値を与える別の分布によるK_*
4.4 K_*を等しくする分布の関係

3章 大自由度系の基本的性質 (15/10/27)

3.1 復習:等重率の原理
3.2 数学的表現について
3.3 K_* の計算に向けての物理的考察
3.4 K_* の公式(証明は次週)と鍵となる性質
3.5 希薄気体での規格化因子の計算

k_* とは、平衡状態における1粒子あたりの運動エネルギー

2章 基本原理 (15/10/20)

2.1 復習:力学の設定
2.2 平衡状態とは何か ー 「特徴がない力学状態」
2.3 脱線:ランダム
2.4 確率の導入 - 等重率の原理 -

1章 導入 (15/10/13)

1.1 コイン投げの解
   スターリングの公式, ランダウのO, 確率の漸近則
1.2 力学の設定:例
1.3 運動方程式とエネルギー保存則
1.4 平衡状態とは何か

0章 はじめに (15/10/06)

0.1 自己紹介 - 私は何者か
0.2 統計力学とは何かー自然法則に対する考え方
0.3 講義の目標 -この講義を履修することで学べること
0.4 巨大数の扱いになれるために // 多数のコイン投げ導入


  2014年の講義構成