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ゆらぐ流体導出の論文がPhys. Rev. Lett. に掲載決定しました。

慶応大学の斎藤さんを中心とするプロジェクトですすめていたFPU方程式からゆらぐ流体方程式を導出する研究結果がPhys. Rev. Lett.から出版されることが決まりました。ゆらぐ流体記述における裸の輸送係数を決める公式を提案し、それを実際に数値実験で測定し、確かに有限になっていることを示しました。観測される輸送係数は発散するのですが、それとは別に裸の輸送係数が確定していることが分かりました。50年前から一部の専門家の間では予想されていたことですが、今回はじめてその証拠を提出しました。私はフォーマル側から参加したのですが、まだまだ理解不十分な点が数多くあることを認識しました。論文は、 ここ です。