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熱力学限界を相関の効果で改善するという論文を公開しました。(Andreas)

熱力学第2法則よりも強い普遍的な不等式を探索する研究が活発になっています。その一つの考え方は、情報論的不等式と物理現象の接点を探ることです。この研究では、エントロピー生成率を測定量で下から評価する際、非カレント的量との相関をもちいて系統的に強い不等式を導出できることを示しました。特に、F1モーターのモデルにおいて、その効率でみたときに限界近くまで達成されていることが分かりました。論文は、ここです。